4歳児、5歳児を対象に「からだの話」について聴きました。
講師は元中高保健体育教諭で、現在は、思春期保健相談士、性教育講師の和田なほさん。
キプタス(沖縄性教育コミュニティー)を運営している方です。
この話を聴くきっかけは、
5歳児担任が「からだの事に興味がある男の子がいて、どう対応したらいいか困っています」のひとことから。
なかなか、日本では子どもに対する性教育は、ハードルが高いと認識されている傾向があり
保育士もどのように話したらいいのか悩んでいました。
しかし、これから保育園を卒園したあと、小学校へ進級するにあたり
生活環境も広がり、いろいろな場面で自分のからだをどう守るか?に向き合うことがあるかもしれない。
今から知識として覚えておくだけで、自分や他人を守れると考えて、このような機会を持ちました。
話の最初に、まずは「あたま、かた、ひざ、ポン!」となじみのある歌で体の部位を確認!
そのあと、実物大の子どものからだを模造紙の上になぞり、頭の上から足のつま先まで
細かい部位まで丁寧に確認しました。
その中で、絶対に人には見せたりしてはいけない、大切なプライべートゾーンがあることも確認しました。
私たちの園の理念にも「自分を大切にし、他人も大切にできる子どもを育てる」とあります。
まさに、今回の話は自分を大切にすること、相手を思いやる事の大切さも学びとても共感できる内容でした。
嫌なことをされたら「いやだから、やらないで!」とハッキリと言うことも大切ということも話してくれました。